愛にはいろんな形があります。 親子愛、夫婦愛、人類愛など。 様々な愛の形について書かれた記事をシリーズで特集して参ります。 どうぞご覧ください。 >>愛に関する密教ブログ1 >>愛に関する密教ブログ2 ■同調現象 ごく稀に見受けられるのが同調現象である。 これを感受するのは、1万人に1人位の比率である。
事例①母と娘が、同じ所を同じ様な痛みや怪我に襲われたり、別の場所に居るのに、同じ時間に同じものを食べて居たりと、様々に同調する事がある。 事例②これは深刻である。 面識の無い死人の苦しみに身体が反応し同じ痛み、苦しみを共有する現象である。 《上記の場合は然るべき機関に相談が必要である、要注意》 事例③自殺霊に同調して引き込まれ、自殺をしてしまいそうに成る。 此れも要注意《報告例もある》 事例④様々な場所で感受し、気分が一変する。 此れも要注意である。
その逆に、誹謗中傷やイジメを好むものは、様々な現象を味わう事に成るので覚悟が必要である。 正心に生き、美しいものを愛する人には、今は苦しくとも必ず光明が差して来ます。 ■母の念 子供を想う母親の念は、ある一定段階を超えた時、凄まじい念を発することがある。 A先生は幼い頃、囲炉裏に手を入れてしまった為に指が動かない。 しかし、両手で筆を挟み持ち、素晴らしい絵が書かれる画家である。
そして、最もうまかったのが絵である。 美術の先生が、この子は将来、美大に進学する事を勧めます。とお母さんに言いました。
A氏は考え、母の暮らす田舎に帰郷する。 母は、なんで卒業前の大事な時に田舎に帰って来たのか。と息子を問いただしました。 火鉢の中にある火箸で自分の太ももを焼いて、意識を保つて居たのです》
其れからしばらくして、母は死にました。 お母さんは、あんたの立派な姿を見られた事が最高のしあわせ。 母の愛は精神力を極限まで高め、正に念の領域である。 ■母の愛 御本尊様を頼り、毎日、様々なご相談が御座います。 昨今は、そんな母の愛を裏切る様な振る舞いが多く見受けられます。 真面目に生きれば必ずや大成したで在ろう人生。
しかし母の愛は、いつまでも我が子を愛し続けて居るのです。 涙しながら、我が子を迎えに行く母の後ろ姿を見て、笑える人はいないで在ろう。
悪事をはたらく時、母の愛を思い出し自らを見れば、自身の醜さに驚愕するで在ろう。 しかし、我が子を思わない母はいない。
岸壁の母 第二次世界大戦後、ソ連による抑留から解放され、引揚船で帰ってくる息子の帰りを待つ母親をマスコミ等が取り上げた呼称。 その一人である端野いせをモデルとして流行歌の楽曲、映画作品のタイトルともなった。 流行歌、映画「岸壁の母」のモデルとなったのは、端野いせ(1899年9月15日 - 1981年7月1日)。 明治32年(1899年)9月15日、石川県羽咋郡富来町(現在の志賀町)に生まれ、函館に青函連絡船乗組みの夫端野清松、娘とともに居住していたが、昭和5年(1930年)頃夫と娘を相次いで亡くし、家主で函館の資産家であった橋本家から新二を養子にもらい昭和6年(1931年)に上京する。 新二は立教大学を中退し、高等商船学校を目指すが、軍人を志し昭和19年(1944年)満洲国に渡り関東軍石頭予備士官学校に入学、同年ソ連軍の攻撃を受けて中国牡丹江にて行方不明となる。 終戦後、いせは東京都大森に居住しながら新二の生存と復員を信じて昭和25年(1950年)1月の引揚船初入港から以後6年間、ソ連ナホトカ港からの引揚船が入港する度に舞鶴の岸壁に立つ。 昭和29年(1954年)9月には厚生省の死亡理由認定書が発行され、昭和31年には東京都知事が昭和20年(1945年)8月15日牡丹江にて戦死との戦死告知書(舞鶴引揚記念館に保存)を発行。 しかしながら、帰還を待たれていた子・新二(1926年 - )は戦後も生存していたとされる。 それが明らかになったのは、母の没後、平成12年(2000年)8月のことであった。 ソ連軍の捕虜となりシベリア抑留、後に満州に移され中国共産党八路軍に従軍。その後はレントゲン技師助手として上海に居住。 妻子をもうけていた。新二は母が舞鶴で待っていることを知っていたが、帰ることも連絡することもなかった。 理由は様々に推測され語られているがはっきりしない。 新二を発見した慰霊墓参団のメンバーは平成8年(1996年)以降、3度会ったが、新二は「自分は死んだことになっており、今さら帰れない」と帰国を拒んだという。 旧満州(現中国東北部)の関東軍陸軍石頭(せきとう)予備士官学校の第13期生で構成される「石頭五・四会」会長・斉藤寅雄は「あのひどい戦いで生きているはずがない」と証言し、同会の公式見解では「新二君は八月十三日、夜陰に乗じて敵戦車を肉薄攻撃、その際玉砕戦死しました」と述べられている(北國新聞社平成18年(2006年)10月4日)。 端野いせは新人物往来社から「未帰還兵の母」を発表。 昭和51年9月以降は高齢と病のため、通院しながらも和裁を続け生計をたてる。息子の生存を信じながらも昭和56年(1981年)7月1日午前3時55分に享年81で死去。「新二が帰ってきたら、私の手作りのものを一番に食べさせてやりたい」と入院中も話し、一瞬たりとも新二のことを忘れたことがなかったことを、病院を見舞った二葉百合子が証言している。 平成12年(2000年)8月に慰霊墓参団のメンバーが、新二が上海市で生存していたことを確認。 京都新聞が新二の生存を報道。 中国政府発行、端野新二名義の身分証明書を確認。 だが、その人物が本当に新二であるかについてはいまだに疑問がある。 平成15年文藝春秋に「『岸壁の母』49年目の新証言」が掲載。 Wikipediaより引用
その時、息子さんは敵兵に追われ、崖にぶら下がり身を隠して居たのである。 しかし、手は痺れ、精根尽き掛けた時、お母さんの声が聞こえたのです。 お母さん僕は、戦地でお母さんの声に助けられて帰って来れたのだよ。 我が子を思わない親など、どこの世界にも居るもんかね。 私はお前が危ないと思ったから叫んだんだよ。 その後、親子は仲良く暮らしました。 ■愛と平和 人を愛する事は尊い。 しかし、愛と我欲を混同する時、愛は失せ魂の意味も解らず生涯を過ごすことに成ります。 女性は男性のオモチャでは無い。 男性は女性のスポンサーでは無い。
カルマの法則《因縁》からは、逃げられ無いのである。
また女性も同じで、男性を落としめた場合にもカルマの法則は見逃しません。 泣かせば泣かされ、奪えば奪われ、傷つければ傷つけられ、殺せば殺される、これが法則である。
但しある事を持ってすれば可能と言えますが、此処では書くことは出来ません《模倣、悪用を避ける為》 従って、泣かし傷つける事は、双方、何の得にもならない事を知るべきである。
正に因縁である。 これを信じ様が信じまいが自由である。 男女問わず、キチガイ坊主の戯言と笑う方はご自由に。 ■心と自我 自分、私は、自我であり、心では無い。 心とは魂であり、私達は魂を磨く為に現界に来た。 肉体と言う衣を纏い、肉体を持たなければ成し得ない、経験と言う學びを深める為に現界に存在するのである。 心は、魂の声を発して居る。 怠惰、悪心は、肉体である衣の部分が発して居る。 肉体である衣が満足する事は、必ずしも心が満足する事では無いのです。 その逆の場合の方が多い様である。 人は、何故生きる? 個々に俯瞰する時、本当の自分の生き方を知るであろう。 しかし、方法は分かっても、実行に至らないのが現界の様である。 欲は欲を呼び、増してや物欲に至っては、過度に成れば破滅を招き、崩壊に至る事は自明の理である。 先ずは、自身の周りに分け合い、分け与えられた者は、また他に分け合う。 究極は、全ての人が分け合い、分かち合う時、現界から全ての奪い合いは消滅し、真の平和が訪れるのです。 先ずは、あなたの大切な人に分け与えましよう。 そして、盤石の愛を築く時、他はそれを見習い、優しさの輪が広がり、愛は永遠と成るのです。 ■心の汗 人間は誰しも、辛い事からは逃げたいと思うのは当然である。 つまづき、傷つき、涙を流す事など面倒くさい、カッコ悪い。
仕事も同じである。 自分に都合の良いものを、誰しも望みたいで在ろう。
私は二十歳で両親と死別。 その後仏門に入り、雲水となって行脚の日々を重ね、幾多の死別を経験し現在に至ります。
今ある事を喜び、精一杯生きる。 ■人間関係《関わり》 愛の裏返しは、無関心と云う言葉の通り、関心を持ち関わる事は大変な力が必要です。 が、無関心からは何も生まれ無いのも事実であります。
嫌な事を克服しようとする事が學びであり、魂を磨く事に繋がるのです。 もし全てが自分の思い描く様になれば、人生に學びは必要ありませんが、 同時に達成感をも失うことに成ります。
一般の方々は死を嫌うでしょう。 しかし、死から逃れることは誰にも出来ないのです。
私は、現代風に言えば臨死体験を二度経験して居ります。 また、幽体離脱も数多く体験して居ります。
その逆に、自分が好きな人だけにしか関わら無い。と云う人が居たならば、可哀想な人です。 何故か?
しかし、全て自分が蒔いた種、蒔いた種は自分が刈るしか無いのです。 必要以上に濃密に関わる事は無いでしょう。 ■理性と行動 理性とは、人間が持ち合わせて居る感情であります。 が、理性を失い本能のままに生きる時、人間は人間の尊厳を失い獣人と化し、傷つけ破壊する事に終始します。
皆さんは、日本に核施設がどれだけあるかご存知ですか。
霊的防御こそ、我々皆に平等に存在します。 家族や愛する人達の為に祈る事は、平和を祈る事に繋がります。 正しい祈りは、簡単です。 私達が幼い頃、持っていた心を思い出して下さい。 其処には、無邪気があるはずです。 ■慈愛 ある一組のご夫婦は、愛し愛され結婚。 その結婚生活は、正に夫婦愛そのものでした。
やがて二人の間に、神仏の加護があり、お子さんが授かりました。
しかし、運命は過酷でした、一年後、奥さんは、癌を患い他界されました。 ご主人は、嘆き悲しみ、生きる気力を失い掛けた時、 私の相談室に御本人からお話しがありました。 私は誠心誠意、対応させて頂きました。 御本人は、納得され、今は亡き奥さんの忘れ形見であるお子さんと 毎日を力強く生きておられます。
私は、込めて祈ります、この親子に幸多かれと。
以下は、今昔物語の一節であります。
ある村に真面目な青年が居りました。
青年には心に秘めた女性が居りますが、村や近隣で評判の美人で気立ての良い娘であります。
青年は諦められず悶々としながらも仕事に汗を流して居りました。
村祭りの夜、青年は意を決して女性に告白しました。
そして見事に返事を貰いました《あなたの妻にして下さい》 青年は天に昇る様な喜びである。
そして婚礼、青年は男になり、前以上に働き妻を大切にしました。
毎日、毎夜、考えるのは美しい妻の事ばかり。
気がつけば妻の墓の前、男は夢中で妻の墓を掘り起こしました。
美しい妻に逢いたい気持ちが抑えきれず、棺桶の蓋を開けてしまいました。
その足で寺に入り出家し修行の道に入りました。
■手放す勇気 人生には、様々な困難があります。 しかしそのほとんどは、自身から発している事に氣づく人は少ない。
傷つけ、傷つく前に手放す勇気を持って下さい。 手放すことは、執着から離れることにも繋がり、人生をより深く掘り下げる早道と言えます。
全てを見誤り地獄の中に生きる事に成ります。
それはいずれその者達が味わう事になる。
全ての涙が枯れるまで、そして涙が枯れたら立ち上がり空を見て下さい。
その逆に傷つけ喜ぶ者達には、真の自然を終生味わう事はありません。
手放す勇気を持つ人は、幸いである、執着の海は深く暗い。
例えば男女間の争い事も、片方だけに非がある訳では無いはずである。 様々な原因が無ければ結果も無いのです。
それが最後、憎しみ合うだけであれば、過去も現在も未来も憎しみの想いに捉われ、 安心の日々は遠ざかり、不安の渦中に身を任せる事に繋がり、しあわせは訪れません。
憎む気持ちを手放し理性的に対処する人には、理解の海が視える様に成るのです。
by kongousan-akafudo
| 2020-04-14 12:00
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