![]() 今日は、赤不動明王院寺宝である、三鈷の柄がついた不動尊剣(両刃)についてのお話です。 沢山あるので、前後編に分けてお届け致します。 ■破邪の剣 私の寺には、破邪の剣《不動明王尊の利剣》が存在します。 刀身には不動明王尊の梵字を拝し奉り、御本尊様の利剣と同じく両刃の剣です。 一般には公開しておりませんが、必要と判断し、御本尊様の許しが出た時は公開致します。 肉体を切らずに悪霊だけを切る。 正に、破邪の剣であります。 今は、形だけを残した模造刀が出回っておりますが、本物は全て真剣造りです。 両刃刀は、日本書紀にも登場致します。 坂田金時が大江山酒呑童子を征伐した時に、所持して居たと伝えられている《現存して居る》 坂田金時が所有して居た両刃刀は、現在、持ち主が金庫に保管しております。 時価一億円以上の宝物です。 私も、一度だけ拝見した事がありますが、見事な宝剣で御座います。 七支刀については、国宝なので、実物は持った事はありませんが、凄まじい気迫に満ちている事は言うまでもありません。 古来依り、破邪の剣は世界中に有ったのです。 しかし、時代の移り変わりと共に、歴史の影に消えていきました。 それらの破邪の剣は、心ある者に依り、現代に受け継がれている事も、事実である事をお伝え致します。 ■御霊刀《破邪の剣》 古来より日本には、仏教、神道に限らず、破邪の剣が存在して居ります。 それは、刀匠が魂魄を込めて打ち上げた魂の剣であります。 其処に精霊が宿り、祈祷の力で御霊刀に変化した剣が、現在、日本各地の寺院、神殿に祀られて居ります。 当院にも数振りの御霊刀が存在しますが、中でも異彩を放つのが、破邪専門の御霊刀で御座います。 拵えは、龍を純銀にて拝し、全体を龍神の家来である蛇を純銀にて拝し、漆で仕上げた珍しい剣で御座います。 この剣は邪気を呼び寄せ滅する得性があり、普段は厳重に保管してありますが、一兆事ある時には剣自体が騒ぎ抜刀を臨みます。 皆々様には、呉々も御用心される事をお勧め申し上げます。 備えあれば憂いなし。とも申します。 自分だけは大丈夫などと言う、不確かな自信は、逆に我が身を危険に晒します。 氣を引き締めて、この時局を乗り切ってしあわせを掴んで下さい。■両刃剣《破邪の剣》 両刃剣の存在を知る者は少ない。
研ぎを試みれば見る影も風格をも失うほど痩せて仕舞うのが現状である。 其れは何故か? 前の持ち主が古武術家であり、行者だったからである。
真剣の宝剣を使用し、護摩法と合わせて謹修します。 御大師様の秘法は数多に及びますが、悲しい事に現存し、謹修される事は久しい。 我が密教塾では、当院に伝わる秘伝書を元に履修して行く事に主眼を置いて居る。 《男女問わず》 學びとは、本来平等である。 ■平成の三鈷剣2016年 10月 13日 当院では、この度、不動明王尊の破邪の剣に習い、平成の世に本物の三鈷剣を製作致します。 登録済の真剣を使います。 密教の、最高の宝具である三鈷剣の本物は滅多にありません。しかしながら、昨今の日本の情勢を鑑み、製作を決意しました。 本物の三鈷剣でなければ、太刀打ち出来無い状況にあると言えるほど酷い状況にあります。 私は祈祷僧として、私財を投げ売っても製作します。 来年は、まだ酷い状況になります。 尋常一様な事では、勝てません。 必ず、製作致します。 既に法具師《京都の一流法具師》と打ち合わせ済です。 新年の大祈祷会に向けて、始動します。 新年の護摩供養法は、今迄に誰も見た事のない秘法を修します。そして、先づは、御本尊赤不動明王尊を信じてついて来た人達の安全と弥栄を磐石のものにします。 それが一番の早道と、考えるからです。 密教僧として、周りの人達を助けられないで他の方を助けられる訳が無いのです。 私は、骨が舎利に成ろうと、正しいと信じる道を歩んで参ります。 ■不動明王破邪の剣 2016年 11月 09日 現在当院では、新年に向けての最高の加持祈祷を謹修すべく、本尊赤不動明王の破邪の剣を製作中で御座います。 破邪の剣は、肉体を傷つけず、憑依する悪鬼羅刹を斬る宝剣の事です。 柄に成る三鈷杵は、弘法大師空海招来の三鈷杵を復元します。 元には鬼目を配し、刀身は刀鍛冶が精魂込めた剣《真剣》を使い、正に現代の不動明王破邪の剣であります。 剣は、普通の日本刀と違い両刃です。 製作には、熟達した刀匠の腕が要求される名刀である。 不動明王破邪の剣は、使う者を選びます。 昔から、優れた道具は主人を選ぶ。とあります。 然るに、現代では短略された紛い物が本物を知らない人々を欺き、まかり通る世相に、私は危惧を覚える。 本物を探し求める事は、至難の技です。 しかし、それを怠り、安直な物を良しとする時、秘法も安直に成り下がるのである。 これから、真面目に密教を學ぶ者は、法具も本物を探す努力を重ねて行く事が、最後には本道を歩むことに繋がるのです。 現在、当院で製作中の秘剣は、製作完了後、希望者には公開し、必要とされる加持祈祷には惜しみ無く使用して参ります。■破邪の剣の考察 2016年 11月 10日 不動明王尊の尊剣は、倶利伽羅明王尊でもあります。 そして、歴史的に残る人物が、悪鬼羅刹を退治した時に所持していた事から、諸大名が刀鍛冶に命じて作らせたのが両刃剣であります。 両刃剣は作刀が難しく、並みの刀鍛冶では作れません。 その昔、足柄峠に差し掛かった源頼光が類い稀な力を持つ少年と出会い、その力量を認めて家来として支えさせる時に付けた名前が坂田金時。 その後、様々な武勲を立て京都に登り、渡邉綱、ト部季武、碓井貞光、と共に源頼光を助け、後に頼光四天王と呼ばれ、武勲を立てました。 金太郎さんで有名になった坂田金時、その時に所持していたのが両刃剣です。 近年に、坂田金時が所有して居た短刀が、有名鑑定機関に依り鑑定したところ、時価、一億円以上の結果が発表されました。 此れで、坂田金時が実在した事が公的に証明され、それに伴い、破邪の剣が両刃である事も証明されたのです。 完成時には、一大法要を謹修致します。 当院では現在、宝剣を使い、開運厄除けの加持祈祷を募集しております。ご希望の方は、お問い合わせ下さい。 ■本格的始動 いよいよ、我が赤不動明王院は本格的に始動致します。 様々な悩み苦しみを抱える一般の方々の御役に立てる祈祷寺として、本格始動します。 何故か? 全てが揃うのです。 オモチャではない本物が今、法具師の腕に委ねられ、完璧な本物として帰って来ます。 それは、破邪の剣です。 その剣は、寛文7年1月吉日、紀州の名刀工に依り打ち上げられ、行者の手に依り代々受け継がれ、使用する事も無く、私の手に委ねられた名刀である。何故、300数十年も使われなかったかは、以下で語って参ります。 名刀を手に入れた行者の先祖は、三鈷剣《不動明王破邪の剣》に仕立てたかったのです。 しかし、中々本物の三鈷杵に出会うことが出来なかったのです。 月日は流れ、現在私が受け継いでいる。 私もまた三鈷剣に仕立てるべく奔走したが、今日に至るまで出会いがなかった。 それが、ある法具師との出会いにより、実現する事になりました。 正に、千載一遇の好機到来である。 何故か? その法具師は、京都は東寺に置いて弘法大師空海の法具を《本物は、国宝級のため展示不可》本物と同じ物が必要に成り、本物と同じ法具を製作した法具師なのである。 私と法具師は、刎頸の友であります。 この度、弘法大師空海の御招来型の三鈷杵を使い、御本尊赤不動明王尊、破邪の剣を製作に入りました。法具師とは、刀工と同じく、溶かした金属が相手の危険な仕事です。 ましてや、御大師様の法具である。 緊張感は、増すばかりと心得ます。 此処で、元来の秘密を明かします。 御大師様が使われていた法具は、今の様に小振りではありません。長さ約24センチ《八寸》の大型の法具なのです。 それが時の流れの中で、現在の様に扱い易い大きさに成ったのである。 私は破邪の剣に、御大師様が使われていた三鈷杵と同じ物を再現します。 此れには、多額の費用が必要になりますが、私は私財を投げ売っても完成させます。 いつか皆さんにもご覧にいれて、密教の真髄を見て頂こうと思います。■宝剣誕生 2016年 12月 01日 本日、不動明王尊破邪の剣が完成し、当院に運ばれて参りました。 密教の開祖、弘法大師空海が愛用した三鈷杵を剣の柄に、刀身は当院に伝わる両刃剣を配して製作しました。 私の予想を上回る出来栄えに、密教の深遠さを感じております。 そして、現在製作中の仏像は、宇賀神尊像《純銀》双身毘沙門天尊像《純銀》聖天尊像《純銀》です。 上記の尊像は、ご希望の方には開眼供養、力上げの祈祷を施してお分けしております。 《聖天尊像純銀製は、もう少しで完成です》 宇賀神尊像は、古来から伝わる尊像を元に製作中です。
by kongousan-akafudo
| 2020-05-19 12:00
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