今迄にどれだけ、送り火を焚いたか…覚えていないが、忘れられない送り火もある。
今から、お話しするのは、母と子が離れ離れになり、お互いを探す間もなく死んで逝った親子のために焚いた送り火です。
私の横を泣きながら、走り去った一人の少女…
それから暫くして、何かを探す様に歩く女性。
不安と悲しみが私に伝わってくる。
きっと行方不明のお子さんを、探しまわっているのだろう。
人間は、強い衝撃に遭って死亡すると、自分が生きているか?死んでいるかの区別がつかない場合があります。
例えば地震や、火災、津波、噴火…様々な瞬間的な死は、意識する間もないと思います。
あの親子は、着ている物から見て、終戦の前にあった東京大空襲の犠牲になられ方に間違いありません。
私は、支度を整え、あの場所に急ぎました。
暫くして、あの少女が泣きながら走ってくる。
私は、不動七縛りの法をもって、少女をその場に止めて、次は母親を待って、二人揃ったところで開始である。
暫くして、母親が現れたが、子供の事が分からない様である。
私は、二人を寺に連れて帰り、説得してから引導作法を施し、護摩を焚き二人を見送った。
その時の親子の顔は、再会出来た喜びと、二度と離れ離れにならない様にしっかり手を握りあっていた。
私は、二人の供養に護摩を修した。
今は、故郷で親子仲良く暮らしている。
南無大師遍照金剛
蓮華合掌
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