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天職と適職

天職と適職

天職とは文字通り、賜わりし職であり、道具としてのお役目なのです。
従って、それだけでは、生活は出来ません。

天職で得た収入は、私の場合、御本尊様へのお供物であり、
私は、お下がりを有難く頂戴する事がご褒美と心得ております。

適職とは?自分に合った職業、職場と解釈しがちですが、その前に、大切な事を忘れていませんか?
それはまず、必要な人になる事です。
会社は、営利事業です。会社にとって、不利益、能力不足、怠惰、不満分子は、必要とされません。
働くことで、生活の維持と安定を図る訳であり、仕事とは、生活の糧。
糧(かて) とは、米の量、すなわち、命を養う、大切なものなのです。

今、親御さんに養われている方は、お考えになる事をお勧めします。
親の脛は、いつまでもあるとは限りません。
最近、美しい返事をされる方が、減少している様に思われます。
会話をしても、うん、うん、ええ、え、ウーン…と、段々、解らなくなってきます。
返事は、相手に対してすると、お考えの方が多いのではないでしょうか?
もちろん、相手に返事をしますが、最良なのは、自分に返事をしていると理解した時、
自然に口から、心から発する言葉は、即、ハイ、です。

言葉には、魂が宿ります。
美しい大和言葉は、正に、言霊なのです。
「拝」もまた、立派な言霊です。
正しく、美しい貴女には、綺麗な言霊が、お似合いではないでしょうか?


南無大師遍照金剛
蓮華合掌
赤不動院 院主 永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2015-03-06 20:00 | 赤不動明王院通信
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