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密教422 魔の囁き

人間は、ふとした時に魔が差し、とんでもない落とし穴に嵌まる事があります。

それが唯の穴ならまだ良いのですが、穴の底に魔が潜んでいた場合は最悪です。
一例を挙げてみましょう。

今まで理性的に判断出来ていた人が、馬鹿げた相手に騙されて全てを吸い取られ、
人生がメチャクチャになったケースを私は見て知っています。

魔は、常に餌を狙って触覚を伸ばし続けているので、用心が必要です。

魔に狙われ易い人の例
①不思議な事が大好き《不思議チャン》タイプは要注意。

②新しい物好きで、飽き易い。

③一つ事に集中出来ない。

④自分が上手く行かないのは、前世に問題があるからだ。《前世依存形》

⑤考えていると頭が痛くなる《短略形》

⑥楽をして、色々な事を吸収したい《怠け者形》

まだまだ、挙げればキリがありませんが、最終的には、全て自分に返って来ることを忘れてはいけません。
その時に真価が問われるのです。

私も齢六十を越え、残る人生を生きる事が役目であります。
浦島太郎ではありませんが、気付けば、あっと云う間におじいさんであります。

正しく生き、人生を全うするか?学ばずイタズラに生きるか?全ての選択は自由です。
ただ私から言える事は、他人任せの人生に何の學びもない。と知る事です。

人生は責任主体です。他人の甘言に踊らされ、気付いた時には借金の山…。
だけにはしたくないものです。大概の事象は理性で解決出来ます。

人生に棚から牡丹餅など存在しません。
祈りと敬いの中にあるのは、感謝の二文字です。
しあわせの分量は、皆平等なのだから。


南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2017-01-13 06:00 | 赤不動明王院通信
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