愚僧、今夜は、感涙に咽びました。
有り難いの一言で御座います。
私が常々夢に描いていた、御本尊様の御厨子である八角堂を建立する事になりました。
八角堂建立は愚僧の悲願で有り、私の存命中には叶わぬ夢と想っておりました。
大勢の方々の善意が成す技であり、御本尊様の思し召しが有ったればこその悲願達成で御座います。
資金もさる事乍ら、仏具師の協力が、また大勢の方々の御力添えがなければ、実現は不可能でした。
それが建立出来る運びになった事は、正に御仏の御加護が有ったればこそで御座います。
これから、仏具師との緻密な打ち合わせを重ね、後世に残し得る、立派な八角堂厨子を建立して参ります。
今後とも、皆様のご支援と御厚意を賜わらん事を、お願い申し上げます。
赤不動院
院主 永作優三輝