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式神と左道

ここでは、サドウ【左道】について書いて参ります。

左道とは、呪屋の事である。

黒護摩を焚き、相手を傷付ける行為は、正に左道、霊界にも帰れず現界を彷徨い、霊界に於いては、地獄界に身を置く者と成るのです。
他人の物に無断で気を込めて、悦に行って居る者も左道に迷い込んだ魔界の餌である。

人のしあわせを妬み、行動する様は、正に餓鬼。
正気の沙汰とは、言い難い。

左道に一旦入らば、快楽に似た感覚を一時は、手にしますが、無用の者と判断された時から地獄の始まりである。

私は、過去に左道に迷い込んだ者を何人も観て来たが、一人としてしあわせに成った者は、居ない。
また、左道を断ち切り、正道を歩むには、並々ならぬ修行が必要なのも事実である。

なまじ能力を過信し、振る舞う時、魔界の罠に嵌まり、左道に走り、最後は、魔界の餌食に成るのがなれの果てである。

こころ当たりのある者は、一日も早く、前非を詫びて御仏の慈悲にすがり、御加護を願って欲しいものである。
また、左道から抜け出し、正道を志す者は、密教の門をたたかれる事をお勧めする。

南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
赤不動院 院主 永作優三輝


by kongousan-akafudo | 2015-11-11 20:00 | 赤不動明王院通信
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