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密教368 破邪の剣の考察

不動明王尊の尊剣は、倶利伽羅明王尊でもあります。
そして、歴史的に残る人物が、悪鬼羅刹を退治した時に所持していた事から、諸大名が刀鍛冶に命じて作らせたのが両刃剣であります。

両刃剣は作刀が難しく、並みの刀鍛冶では作れません。
その昔、足柄峠に差し掛かった源頼光が類い稀な力を持つ少年と出会い、その力量を認めて家来として支えさせる時に付けた名前が坂田金時。
その後、様々な武勲を立て京都に登り、渡邉綱、ト部季武、碓井貞光、と共に源頼光を助け、後に頼光四天王と呼ばれ、武勲を立てました。

990年4月28日、丹波の国、大江山《現在の京都府福知山》に住む大江山酒呑童子を討ち取りました。
金太郎さんで有名になった坂田金時、その時に所持していたのが両刃剣です。

近年に、坂田金時が所有して居た短刀が、有名鑑定機関に依り鑑定したところ、時価、一億円以上の結果が発表されました。
此れで、坂田金時が実在した事が公的に証明され、それに伴い、破邪の剣が両刃である事も証明されたのです。

当院では現在、有名法具師に手に依り、弘法大師空海招来の三鈷の柄を、剣に繋ぐ作業が行われています。

完成時には、一大法要を謹修致します。
当院では現在、宝剣を使い、開運厄除けの加持祈祷を募集しております。
ご希望の方は、お問い合わせ下さい。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝



by kongousan-akafudo | 2016-11-10 06:00 | 赤不動明王院通信
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