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密教490 御刀供養

以下は、御刀供養にまつわるお話である《依頼者の了解済み》。

古来依り、刀は、武士の魂と申しまして、大切にされて参りました。
今回、依頼のありました御刀は、さる名家の家に伝わる御刀であります。
刃渡り80センチの業物で銘も立派な名刀である。

私は、作法にのっとり、御刀を供養申し上げました。
その結果、思わぬ幸運が名家に《依頼者の元に起こったのです》もたらされたのである。

依頼者は、真面目一方な性格で、浮いた噂も無い親孝行な方である。
そして、家にある刀が錆び朽ち果てる事を哀れに想い私の寺に、お持ちになられました。
しかしその刀は、血刀だったのです。

私は、刀をねんごろに供養し研ぎ師さんと相談をし、元の美しい輝きを取り戻すべく、努力を続けて居りましたところ、
正に驚くべき結果が訪れたのです。

何と、結婚が決まったのである。
今まで結婚など諦めていた依頼者が、一生の伴侶を得たのです。

私は、過去にも数回、同じような経験をして居るので、解ります。
刀には、魂が宿り、そして刀の本懐は、良き主人に仕える事が刀の本懐なのです。
言わば、今回の事は、刀の恩返しと云うべき結果なのです。

古くとも良い物には、昔から魂が宿り、持つ者を守護します。
古くて良い物を大切にする心こそ日本人の美徳では、無いでしょうか。


南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2017-03-28 06:00 | 赤不動明王院通信
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