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密教333 想う心

私の寺では、皆さんに密教を分かりやすく指導し、《自身の人生をより良くする為》時には、密教の秘法の伝授も行います。
秘法の伝授は、密教塾で學んで居る人に限りますが、皆さん真剣に學んでおられます。

私が常々、密教塾で言う言葉が、想う心です。
古来より、《想う一念岩をも通す》と言う諺がある様に、人の念には凄まじい力が眠って居るのであるのです。

《念は、訓練により増幅される》

密教塾では、私が認めた者に特別な訓練を課す事があります。《確実に卓抜した能力を発揮します》
私は、《私感ですが》現代人は、集中力が乏しくなっているのではと考えます。

私は、三歳から武術の稽古をして参りました。
その経験が、現在の私を支えて居ると言っても過言ではありません。

極寒の地で、裸足での修行は厳しいの一言でした。
夏は炎の上を飛び越え、身体には鹿皮の服を着て、正に忍びの修行《忍者》

鹿皮は汗で伸び、乾けば身体が締め付けられます。

私の師匠は元陸軍中野学校の教官であり、武術の達人でありました。
今にして想えば、私が今日あるのは、あの師匠が私に教えてくれた事が私を導いてくれたのだと思います。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝






by kongousan-akafudo | 2016-10-06 06:00 | 赤不動明王院通信
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