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密教329 霊符

古来より、様々な事で霊符は用いられて来ました。
その霊験はあらたかで、特に頻繁に用いられた時代が平安時代です。

陰陽道が盛んに成り、霊符は必需品とも言えるほど用いられました。
しかし、その源流が密教である事を知る者は少ない。

本来、密教は両部神法が基本であり、現在とは形態が異なる。
あの悪法《神仏分離令、廃仏棄釈》が、今の仏教界を衰退させたと言えよう。

また、その弊害も甚大であった。
和歌山が生んだ大学者、南方熊楠先生の著書には、その時の日本政府役人の汚さを克明に記されている。
また、明治天皇にも言上申し上げたが、結果は周知の事実である。

この時代から、霊符は影を潜めていったのである。
そして現在、密かな霊符ブームが到来して来ました。

しかし、見るに耐えない酷い物も紛れているのも事実である。
霊符の作成は、斎戒沐浴し、炭にある物を混ぜ、書法も独特である《朱を用いる事もある》

梵字とは、違う図形や文字も用いる。

密教には、秘書として、資料室に保管されているのも事実である。
何故、秘密書籍となったか?
それは、効験の凄まじさと、悪用を避ける為にとられた処置である。
この秘密書籍は、簡単には見ることが出来ない《資料室に出入りする特別な許可が必要》

私は、混迷する現在の状況には、密教霊符が必要と考える。



南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝





by kongousan-akafudo | 2016-10-01 06:00 | 赤不動明王院通信
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