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密教310 音霊《おとたま》

古来より、《音にも霊が宿る》と、先人先達は知っている。
雅楽、声明、密教法具、木劍加持、太鼓、その他、全て音である《メロディ》が、一定の法則により構成されて居る事がお解り頂けると思う。

言葉の中にも、抑揚と云うイントネーションがあります。
例えば、母の優しい声はやすらぎを与えます。
父の強い声は、身体に芯を通します。

師の声に、耳を傾ける。
これらは、心の音である。

現在では、様々な美しい音は失われ、替わりに、他人を傷つける音が横行しております。
これらは最早、心を喪失したとしか思えません。
他人を、誹謗中傷する事でしか、己れを堅持出来ない人間が増えている事は、皆さんもご存知だと思います。
此れは、美しい音が、消えた証拠である。

私達も考えましょう。
愛の無い音を発しては、居ないか?
他を傷つけては、居ないか?
考えれば、様々に反省出来るはずです。

私達は人間であり、人間とは理性を持つ者。
愛を育み、優しさを分かち合う時、真の平和が訪れます。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝


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by kongousan-akafudo | 2016-09-12 06:00 | ◎赤不動明王院通信
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