私がまだ寺に奉職して居る頃、ある会社のお偉い方の加持祈祷を頼まれ、《病気平癒》厳修致しました。
一度目は成功し、元気を取り戻して仕事に復帰されました。
其れから暫くして、また同じ方が体調を崩され、依頼が来ました。
《側近の方が依頼》
私は不思議に思い霊視すると、生き霊が憑依している。
それも、不特定多数。
とても、祓い切れる数では無い。
何故か?
仕事が原因である。
仕事の内容は、霊視して解っておりますが、私の立場から辞めなさいとは言えません。
カルマは、人が造り、人が増やすのである。
ましてや、仕事でカルマを増やすのは何ともしがたいが、助ける方法が無い訳では無い。
《御仏に帰依し、善行を積むことが功德に繋がります》
しかし、お金持ちほど御仏をお迎えする事を躊躇します。
依頼者のような場合、際限無く生霊が憑依を繰り返し、終わりが無い状態である。
誹謗中傷などしなくても、自分には、不利益など最初から無い。
嫌なら見ない。
聞かないが良い。
関係ない事に頭を使うより、自分の事で考えた方が、よほど賢明ではないでしょうか。
生霊は、誰でも発する事は可能です。
南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝