秘仏は、日本各地の有名寺院に存在致します。
高野山には波切り不動尊が秘仏として《非公開》、親王院には宇賀神尊《非公開》
その他、双身毘沙門天、三面大黒天、姫宇賀神、孔雀明王、大元帥明王、まだまだ存在します。
別にもう一体必要とされる尊像で代表的なのが、聖天像、宇賀神像、双身毘沙門天像でございます。
その秘密は申せませんが、他の尊像にもそれはあります。
全ては、当院所蔵文献にて明らかであります。
その他にも、密教法具にも秘密が存在します。
一般的には、独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵、錫杖が有名に成りましたが、専門祈祷をするには、他にも秘密法具がたくさんあるのです。
護摩炉も然り、全て存在します。
此処で、Q&Aです。
例えば、聖天法の代表法である浴油法ですが、本尊の聖天像が木彫りの像の場合、どうしますか?
宇賀神尊の浴酒法の場合《木製の仏像》どうしますか?
双身毘沙門天尊の場合は、どうしますか?
当然な事ですが、油と酒とその他の液体でベタベタに成り、尊像は汚れます。
答えは、お考え下さい。
当院には、全て用意がされて居ります。
此処で、またQ&Aです。
大阪には、水掛け不動、高野山にも水掛け本尊がおわします。
そして、灌仏会の甘茶掛け。
そして、皆さんが墓参りに行き、墓石に水を掛け供養します。
皆さんは、どう考えますか?
答えは、供養心。
皆さんの中にあります。
難しい事は、専門家。
自分で出来る供養は、心を込めて自らが先頭に立って行ない、家族揃って供養する時、平和の輪が広がります。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝