人間の感情は、たった一日の中でも様々に変化し、時には、自らの感情の起伏に悩み、苦しむことがある。
未熟の一言で捉えれば簡単だが、達観し得ることは、難しい。ま
た感情の起伏があるから、振り返り反省もあると言えよう。
反省無き感情は、冷淡であり、冷酷である。
例えば、北朝鮮の指導者のように兄を殺害しても、何の反省も無く、
他人に仕立て自らの冷酷さを誇示するが如く振る舞い統治する、正に悪魔である。
感情のままに生きる時、人間は、人間である尊厳を自ら失い、魔族に成り下がるのである。
昨今の日本でも、同じ様な犯罪が多発傾向にある事は、感情の欠如がもたらす結果である。
彼女を殺し火をつける、母親に灯油をかけ火をつける、正に鬼畜の所業としか思えない犯罪である。
以上《異常》の犯罪は、正常な感情を持ち合わせ無い者の所業である。
感情は、學びの素であり、自らが學びと捉え進む時、あなたは、豊かな感情の持ち主に成ります。
自らの人生を豊かにするか、悲惨な人生にするかは、學ぶか、學ばざるかにあるのでは、無いでしょうか。
自らの人生、心豊かに生きるか、負の感情に身を委ねるかは、全て自由である。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
