土地には、様々な因縁が存在します。
これは、ごく身近に起こり得る事であるのです。 『 私は、大丈夫 』的な事は、通用しない実例である。 A氏は、所有するマンションを売却し、新たなマンションを購入した事から、不可解な出来事に悩む事になりました。 それは、A氏が新しいマンションに入居した日から起こりました。 誰も居ない台所から鍋が落下。 その音に驚いた奥さんが台所に行って見たが、何も無い! その後、連続して、毎日同じ時刻に音がするのである。 また、台所以外の場所でも、様々な不可思議な事が頻発しました。 最後には、夫婦の寝室にもそれは起こった。《人影》 たまりかねたA氏が寺や霊能者に依頼して祈祷をして貰ったが、その現象は止む事は無いばかりか、益々激しさを増したのです。 たまりかねたA氏は、友人を介し、私の寺に相談に来られました。 私は事情を聴き、A氏のマンションに行く事にしました。 数日後、A氏が迎えに来られ、私はマンションに向かいました。 マンションに到着した瞬間、強い波動を感じました。 しかし、敢えてA氏には告げて居無い。 A氏所有の〇〇号室に入って霊査するも、予想通りだった。 戦争の犠牲者を荼毘に付した土地だったのである。 《荼毘とは、火葬する事》 しかし、戦争の混乱の中での荼毘は、《火葬》とは、呼べないほど惨い扱いであり《人間の焚き火》供養などとは程遠いありさまである。 何度も何度も同じ場所で、遺骨を拾うこともせずに、繰り返し続けられたのです。 そして、終戦、混乱。 人々は、自身が食べ生きる事に必死でした。 何時の日か、全ての事実は消えて行ったのである。 戦後七十年が経ち、現在、その事実を知る者は居無い。 荼毘の現実は知っている人も居るが、土地の場所まで克明に覚えて居る人は居無いのである。 その他にも、斬首場、腑分け場、晒し首場、刑場跡を、知る者は居無い? しかし、確実に言えることは、その土地が存在する事実は曲げられ無いのである。 A氏に、私は言った。 『 一日も早く、このマンションから出なさい。』 そして、この問題はA氏だけでは収まらなかった。 同じマンションの住人にも、起こって居たのです。 マンションは敷地面積も広く、土地の履歴を調べる事が困難です。 そのうえ営利目的の為に、徹底したコスト削減から、ほとんど地鎮祭や浄化祈祷は行われ無いのが現状です。 そして購入者も、利便性と集合住宅である事から、あまり土地については関心が無い様です。 A氏のマンションで起こった霊事では、現在住人のほとんどが退去して居る。 そして、売却したくても、買い手が見つからずに困っております。 しかし、この物件を浄化して因縁霊を成仏させるには、大変な人数の法力僧が必要なのです。 私ひとりの力ではどうしようも無いのが現状である。 では何故、そこまで悪化したか? まだ更地なら、打つ手は合ったのです。 しかし、建物は集合体。 一部屋一部屋を、同時に祈祷浄化する事は不可能である。 皆さんも、考えて頂きたい。 説得する相手が複数人居て、聞き分けの良い人もいれば、言う事を聞かない人も居る。 中には、凶悪の者も居る。 そんな状況の中で、一人や二人の説得者《法力僧》が法を修しても、効果は望めません。 また、数がいれば良いと言う事ではありません。 本当に力のある法力僧を探すだけでも、至難の技なのです。 それだけ、現在の状況は物質的価値観が蔓延し、本物の法力僧が少なくなってしまったのです。 本山と言われる所では、勢力図と他を認めない風潮があり、在家から出家しても、夢破れ去る人が後を絶ちません。 また、昔のように修行に命を懸け、挑むことも無く成りました。 地鎮祭は大切な礼法であり、軽視すれば、結果は上記のように、悲惨な状況になるケースが少なくありません。 南無大日大聖不動明王尊 蓮華合掌 金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝
by kongousan-akafudo
| 2016-07-10 06:00
| 赤不動明王院通信
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院主 永作優三輝 経歴
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