以下の文は、私がまだ寺に奉職して居た頃のお話です。
何時も学校帰りにお詣りにみえる可愛い信徒さんが居りました。
ランドセルを背負って、ほとんど毎日、お詣りに来てくれます。
私は、その時間がいつの間にか楽しみに成って居ました、今日もランドセルを背負って来てくれるだろうと待って居りました。
しかしその日は、夕方に成っても来てくれません、明日は来てくれるだろう、などと考えながら門を閉めました。
あくる日の朝早く、一人のご婦人がお詣りに御出でになり、涙を流しながらお詣りをして居るので、
気に成り、声を掛けさせて頂きました。
お話を伺うとお子さんが、急性の病いで昨日入院したので、子供が大好きだったこちらのお寺に、病院に行く前に寄られたとの事。
私は、尋ねました。
もしかしたら、学校帰りにランドセルを背負って毎日のようにお詣りをしてくれた《特徴を言うと》その子のお母さんだと解りました。
私は、お子さんの病名を聴き愕然としましたが、私が騒いでも良く成る訳では無い。
私は、祈祷僧、自分の出来る事をするだけである。
私は病気平癒の祈祷をする事にした、寺に三日間の休暇を貰い、私が何時も利用して居る、ある滝場に行き《其処の場所は、許可を受けて行場として使用させて頂いて居る》滝行の後は、御堂に籠り一心不乱に病気平癒を祈願した。
そして、一カ月位が経った頃、あの子が、お母さんと一緒にお詣りに来てくれたのです。
そして、本人が話してくれました手術で麻酔をかけ、寝て居る時、夢の中に仏様が現れ、悪い所に手を置いた時、身体中が熱く成り、痛く無くなったと言う事を教えてくれました。
手術の効果であれ、他の効果であれ、この子は、またお詣りをしてくれた。
私には、それだけで御仏の大慈悲を賜わったと実感出来た次第であります。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
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