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密教592 忘れられた地蔵尊

ある男性が私の寺に相談に来られた事から始まる。

仲が良い夫婦が突然の不仲に見舞われた。
その発端は、息子の家出に始まり内容は書け無いが相談者にとっては、青天の霹靂である。

私は、深く瞑目し視えた事を相談者に告げた。
以下は、告げた内容である。

貴方の家の半径50メートル以内に地蔵尊が祀られておられます。その地蔵尊を綺麗に清掃し御花を差し上げて下さい。

その後、相談者は、家に帰り地蔵尊を探しましたが無かったと電話があり、私は、言いました、必ず有ります。

それから三ヶ月後、相談者が寺を訪れお話しされたのが以下で有ります。

近所の老人に聞いたところ、地蔵尊は、有ったと云う話と家庭内不破は、続いて居る事。
自分は、家を出て東京に行くと云う話である。

私は、再度、瞑目し視ると確かにまだ、地蔵尊は、存在して居る。

私は、相談者に今一度、探す事を勧めました。そして三日後、地蔵尊は発見されたのである。
近所の農家が道路工事の時、地蔵尊を納屋にしまい、今日まで忘れて居たのである。

それから、新しい社を建立し供養したところ、全ては、円満に解決し、
今では、近隣の人が集まり、地蔵盆が営まれるほどに成ったのです。

この地蔵尊は、貧しかった農家で育てられ無かった子供達の為に、昔、皆がお金を出し合い建立した地蔵尊だったのです。



人間の想いは、時空を超えても、残ります。古いから、邪魔だから汚いからと云って嫌うのでは無く、
汚ければ綺麗にし、邪魔なら新しい祠を建立し御移り頂けば良いのです。

私達にも歴史があるように、全てにも歴史が存在することを忘れては、行けないと云う事では、無いでしょうか。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2017-07-13 06:00 | 赤不動明王院通信
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