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密教208 技術と心

私は、元は武術家。

若い頃は、己れの技を磨く事に血眼に成り、様々な武術技の習得に躍起に成りました。
柳生流、八重垣流、正木流と、様々な武術、武芸を習得して参りました。

微塵、万力鎖、手裏剣術、棒術、抜刀術、馬術、体術、その他を修練し、武術家として生きる覚悟をし、単身アメリカでインストラクターも務めました。
しかし両親が他界し、その道を断念して僧侶に成りました。

今年、齢63を数え、私は私成りに達観し、結論をも得たと自負して居ります。
技術に走れば技術に負け、作法次第に頼れば本質を見失い、得た答えは柳生新陰流の極意である一つの教えであります。
その一文を、紹介させて頂きます。
解釈は、この記事を読まれた方々がご自由に願います。

柳生新陰流極意、一文。

習いを離れ、習いにたがわず。


南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝
by kongousan-akafudo | 2016-06-01 06:00 | 赤不動明王院通信
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