その家族は大の動物好きでしたが、貧困で動物を飼う余裕など有りません。
唯一の趣味が家族でのジョギング。
健康的で素晴らしい事である。
何時もの様に早朝ジョギングをして居た時、草むらに箱が捨てられて居るのを娘さんが発見した。
娘さんが恐る恐る側を行くと、箱の中からガサガサと音が聞こえるので、お父さんとお母さんを呼びます。
そしてお父さんが箱を開けると、中に仔犬が一匹、弱った状態でおりました。
娘さんは、ご両親に頼みました。
この仔犬が元気になるまでで良いから、家で面倒を観たい。
自分の給食を半分残して、この仔犬に食べさせるから、お願い。
家族はジョギングを途中で切り上げて仔犬を家に連れて帰り、自分達が出来る限りの事をしました。
娘さんは学校帰りに私の寺に来て、仔犬の無事を祈りました。
娘さんの何時もより長い学校帰りの祈りが気になり、尋ねました。
全ての事を知り、私は仔犬の無事を本堂で祈りました。
幼い娘さんの合掌する姿がいじらしく、私は氣を込めて祈りました。
それから二、三日目経った休みの日、親子は仔犬を抱いてお詣りにお出でくださいました。
仔犬もすっかり元気になって、可愛い声を上げて居ました。
それからしばらくして、あの事件が有ったのである。
家族が何時ものように団欒を楽しんで居た時、仔犬がいきなり家を飛び出してしまったのである。
家族は驚き仔犬を探しに行きました。
すると以前、仔犬が捨てられて居た草むらに居たのである。
安心した家族が家路につくと、アパートが燃えて居たのである。
警察の調べで放火と判明。
しかし、何もかも失った家族は路頭に迷いました。
そこで、私の寺で暫く避難生活をして頂きました。
そして不幸中の幸いとは正にこの事。
保険に入って居たのである。
家族はあの出来事を思い出しました。
仔犬が逃げてくれなかったら家族はどう成って居たか。
家族は仔犬に感謝して、その後は末永く家族の一員として育てておられます。
正に仔犬の恩返しであると私は確信しております。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-26959849"
hx-vals='{"url":"https:\/\/akafudoumyououin.exblog.jp\/26959849\/","__csrf_value":"eaf89f85bef622779c09da464d439a683e81fa31331146215f8dc5fb8e6c5bea577bc0cdea044a04fb4d6dae95372a072629366d0751d8961ffae5e7bdb5f19e"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">