幼い子供の心は美しい。
何故美しいか?
それは、持って生まれた心《魂》そのままだからである。
本来、生まれて三歳までは、魂そのままが表面に出て、その後、様々な事象を経験し、自我が形成される。
始めから悪い人間はいない。
子供には、子供の良心があるからである。
年月を重ねて行く内に、良心を伸ばす子供、悪心に支配されて行く子供、魂が怯え疲弊して行く者と分かれて行くのである。
では、何故分かれて行くのか?
それは、自我に依る目覚めである。
大人に成って、益々自我を増大させる者も昨今では珍しく無い。
その証拠に、近年の犯罪事情を見れば誰でも分かるはずである。
反省の無い犯罪者の心に、最早人間と呼べる心は無い。
では何故、ここまで堕ちるのか?
敬いを軽視する風潮は、日本に限らず世界的な傾向である。
敬いを軽視する者に、尊ぶ心など理解出来る訳もない。
理解出来て居るのなら、老人を騙してお金を巻き上げる輩が居るわけも無いはずである。
そして、自殺者も増加して居る事に誰も関心が無い。
昨今、今の日本に必要なのは學びであると思う。
たった5分でも良い。
その5分に込める時、変わります。
他の人が変わるのを待つのでは無く、自身から変化する時、確実にあなたの人生は変わります。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
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