御接待と云っても、人間にでは無い。
諸天天神への特別な供養である。
一般的に知られて居るのは、聖天尊の浴油や宇賀神尊の浴酒法であるが、当院ではまだ他にもある。
現在、その秘法を修する為の法具を専門法具師が製作中である。
この法を修するには、専門法具《販売されて居ない》から製作せねばならない。
そして、12月31日から修法に入り1月7日まで続ける大法である。
願主の願いを一心込めて修するのである。
護摩壇とは別壇を組み修します。
様々な宝石や供物を炎の中に入れ天にお届けし、願主の願いを一心に願う荒行である。
また法具に至っては、誰も見た事の無いものばかりである。
法具辞典には載って居るが。現存はしていない。
私がこの秘法を伝授されてから、20年。
いつか謹修すると心に決めていたが、出来なかった訳は法具の製作である。
寸法も形も伝書があるので問題は無いが、作れる法具師がいなかったのである。
現在は、京都に寺院専門の法具師が居て、私の無理な注文をも聴いてくれる強い味方が居るので、ようやく修法が実現する運びになり嬉しい限りである。
この秘法は、名前を聞けば申し込み者が殺到するので此処では発表しません。
現在は、準備に追われる毎日である。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝