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密教719 師走《しわす》


12月は、師も走ると言うほど忙しい月である。
増してや31日の秘法謹修の準備もあり、大忙しである。

忙しいのは平和の証拠。
人間、忙しく働ける事は、有り難い事です。
感謝に始まり、感謝に終わる一年こそ、しあわせでは無いでしょうか。

愚痴にまみれても、同じ一日。

一日の繰り返しが、一年の締めくくり、師走です。

そして年が明ければお正月。
子供達は、お年玉を手に自分の欲しかった物を買う。
良い風景である。

何時もの日は、一生に一度しかない事を胸に刻み生きる時、あなたの人生は変えられるのです。

愚痴にまみれて居ては、変えられるものも変えられ無いのである。
後ろ向きに成って拗ねて居ても、振り向けば一年はあっという間に過ぎて居るのです。

一日を大切に生きられる人は、それだけで得なのである。
一日の積み重ねが一年であり、一年の積み重ねが一生である。

その積み重ねを、愚痴や妬みで過ごしたとしたら、勿体無い事である。


人生は責任主体。
良い人生も愚痴まみれの人生も、全ては自分の人生である。

あなたがもしも、愚痴にまみれて居るのなら、変えて見ませんか。
変えるも自由。
変えて新しい一日を送れば、変えられます。

境遇や貧困に憎悪しても、全て自分に返ってきます。

ならば、新年からでも良い。
変えて見ませんか?

潔ぎよく変えられた時、あなたの人生は変わります。

あなた自身が変えるのである。

暗闇の中で愚痴っても、全て自分に跳ね返るこだまなのです。
ならば暗闇から出て、日光の下、明るく生きていれば、必ず光明が見えて来ます。

あなたの歩みに寄り添います。


南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝


by kongousan-akafudo | 2017-12-04 06:00 | 赤不動明王院通信
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