私の寺に、小さなお子さんを連れたお母さんが訪ねて来られました。
ご主人についての相談である。
ご主人は、給料のほとんどを遊び事につぎ込み、生活費は六万円を入れてくれるだけで、
後は自分の遊興費に当て、お母さんは、新聞配達やその他の収入で生計立て居たのである。
ある日、子供が病気になり、医師に診てもらって家に帰ると、ご主人が新車を買うと言う事から口論となった。
やがて暴力に発展し、その時の形相がまるで鬼のようだったと泣き崩れました。
私が霊視すると、ご主人には良からぬものが憑依して居たのである。
私は、ご主人を連れて来るように言って、その場はそれで終わりました。
再度お越しになられた時に、ご主人の除霊をする事にした。
そして数日後、お子さんを連れたお母さんが来られて、びっくり。
顔は腫れ上がり、片足を引きずっていた。
事情を聴いたら、昨晩殴られたのである。
私は、役所の知り合いに電話して頼んだ。
お母さんと小さなお子さんが生きられるように。
そして友人の弁護士にも、母子の身が立つようにお願いした。
ご主人は逮捕され、母子は新しく母子で暮らせるようになった。
正に絶望感そのものだったお母さんは、子供と二人将来の夢に向かって頑張って居る。
その顔には、安堵感と笑顔が戻って来た。
私も何度も絶望の淵に立って来たが、私には強い味方が居たのである。
それは、強い信仰心と武術家としての誇りであった。
今は、大勢の弟子と信徒さんに囲まれ生きて居る。
人間は、最後の最後まで諦めてはいけない。
御仏は、耐えられない試練は、与え無いのだから。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
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