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密教158 離婚 失恋

何故、人は、愛した人と別れを選んだのか?
それは、愛が冷めたのでは無く、愛の電池切れ現象が原因です。

始めの頃は、お互いが求め合い、全てを分かち合い、求め合って居たのに、最近はとても冷たい。
という相談が私の元に寄せられる事が多く成りました。

一言で言えば、愛の電池切れ現象が原因なのです。

電池切れは、何故起こるか?
充電をして居ないからなのであるのです。

電池は容量が決まっていますが、愛の電池も普通は容量があるのです。
充電もせずに使って居れば、電池切れに成るのは当たり前なのです。

人間も充電が必要なのです。
《電力》では、ありません。
心の充電なのです。

心の充電は、簡単です。
真心です。
真心とは、相手を思いやる優しさから発するオーラなのです。

優しさオーラは、人類共通です。
真心から出る優しさオーラは、最高の充電氣なのです。

求めるばかり、与えるばかりが、真心では御座いません。
足るを知る心が、人の心に芽生えた時、愛は永遠に不滅です。

分け合い、分かち合い、共に生きる時、其処には愛の電池切れは存在致しません。

愛の形に、男性も女性も無いのです。
男だから、女だから、こうするのが当たり前と考える事が、愛の電池切れを早めるのです。

男だからと想う人の心の中を覗いて視ると、其処には《女性も同じ》して当たり前、して貰って当たり前と言う感情があります。

これでは、愛の電池は消耗して当たり前なのです。
その感情は、何処から来るのか?
それは、自身の傲慢さから湧き出る我儘なのです。

大切にしたい愛には、真心で向かって下さい。
皆さんのしあわせを、御祈念申し上げます。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝





by kongousan-akafudo | 2016-04-16 06:00 | 赤不動明王院通信
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