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密教133 彼岸明け

込めに込めた彼岸供養、其処には、新たな出会いが御座いました。

様々な悩みと苦悩を抱え乍らも、拙僧を頼り、日本各地から遥々訪ねて来られた方々は、一様に沈痛な面持ちでした。

しかし、どの方にも素晴らしい霊団がご一緒なのです。
一例を挙げれば、医師《ドクター》には、力強い指導霊様が本人の學びを推奨し、私に教えてやって欲しいと言われました。
また、会社の若き経営者の方には、その方のお母様が寄り添い、身体を気遣う様にと言われておいででした。
私から視ても、素晴らしい霊団です。

では、何故彼らは苦悩するのでしょうか?
それは、學びを深めなさいと言う、霊界からのメッセージなのです。

彼岸の日に私の寺を訪れ、悩みを打ち明け、帰りには晴れ晴れとした姿を見て、私は安堵致しました。

彼らの前途は、學びを深める事により、明るい未来が待って居る事を確信します。
彼岸は霊供養だけでは無く、現界に生きる私達にも、素晴らしい供養を授けてくれたのであります。

私は、これからも込めて参ります。
一人でも多くの方々が學びを深め、本当のしあわせとは何かを実感して頂ける事を祈り、彼岸明けを迎えたいと想います。


南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2016-03-23 06:00 | 赤不動明王院通信
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