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密教127 供養とは

今日から、春季彼岸法要会。
謹んで、御供養申し上げます。

供養とは心でするものであり、形では御座いません。
形にこだわり、本質を忘れる時、それはセレモニーに過ぎないのです。

母が手に、アカギレを作りながらも作ってくれたおにぎり。
父が、泥と汗にまみれて働いて居た姿を思い出す時、私は自然と手が合わさります。

皆さんも、境遇は違えども、たくさんの思いがあるでしょう。
その思いから合わせた手が、本当の供養心なのです。

感謝の念、感謝の心で合わせる手が供養なのです。

今日から彼岸。
御先祖様に感謝を込めて、合掌しては如何でしょうか。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝

by kongousan-akafudo | 2016-03-17 06:00 | 赤不動明王院通信
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