密教法具は、最高の護身用具です。
私は、数え切れないほど救われて来ました。
あの時に、密教法具が無ければ、命が無かった。
と思う経験もしております。
こんな事も御座いました。
娘が小学生の頃の話です。
学校の遠足に行く時、妙に胸騒ぎを覚えました。
遠足の前夜、私は布に包んだ三鈷杵を娘のリュックサックに忍ばせておきました。
遠足も終わり、帰って来た娘が謝るのです。
お父さん、法具が壊れた。
観て視ると、真二つに折れて居ます。
勿論、子供の力で折れる様な品ではありません。
何か、途轍も無い力が一点をめがけて加わったとしか考えられ無い折れ方です。
私は、御本尊様に合掌し、赤不動明王尊の御加護に感謝申し上げました。
その娘も、今は外国で教師をして居ます。
全ては、御本尊様の御加護と感謝の毎日で御座います。
南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山 赤不動明王院 院主 永作優三輝