人は、平等である。
よく、あの人は良い、私は不幸と思う人がいるが、しあわせの量は皆同じなのです。
不安な部分も皆、抱えています。
表面に出すか…出さないかだけの差なのです。
私の知っている人は、75歳女性で、夜中に掃除婦をしながら生計を立てています。
年金はありません。
彼女の人生に何があったのかは、私は詮索しない。
信仰心を持って生きる彼女はしあわせだと言う…
自分は、若い時に好き勝手な生き方をして、今があります…と彼女は笑顔で言う。
今の私には、家族も何も無い…でも働ける。
そして毎朝、朝日を観るしあわせがあると言う。
それも誰よりも先に、観る事が出来る…と言う。
彼女は、高層ビルの掃除婦をしていたのである。
今の自分に満足して生きる彼女は、ある意味で達人である。
そして家に帰り、朝食が豪華だと自慢されます。
好きな豆を挽いて入れる一杯のコーヒーは、彼女にとっての最高に贅沢な瞬間だと言う。
ある日突然の電話、彼女の知人からである。
彼女は、自分にもしもの事があった時は、先生に連絡して欲しいと頼んでいたのです。
私は、準備を整え、彼女の家に向かう…
彼女の顔は、安らかな表情である。
私は、最後の引導作法に入った。
彼女の愛した人が降りて来た…
彼女は、彼を愛した頃の姿に戻り、彼と手を取り合い霊界に還って行きました。
その姿は、しあわせに人生を全うした証しがありました。
様々な生き方、様々な人生を生き切った後、人は、最高の満足を味わいます。
人生に無駄は無い。
人生に不公平は無いのです。
明日私は、古い家のお祓いとその家にある仏壇の撥遣作法を依頼されている。
様々な人生を視る事になる事は、解っているが、私にできる事を坦々と行うのが、私の天職なのです。
南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
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