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密教7 骨董品収集に潜む危険 (仏像)

骨董品やあらゆる物を鑑定するテレビ番組を観て思いました。
私は骨董市が好きで良く行きますが、たまに危ない物が有るのも事実です。
私自身鑑定も行うので、骨董商からの鑑定依頼もございます。

これは、その中の一例です。

ある骨董商の依頼で骨董商宅に赴き、鑑定依頼の内容を尋ねると、一振りの太刀を拝んで欲しい。と言う事でした。
見事な元服刀である。

しかし、その刀が骨董商の家に来てからというもの、異変続き。
挙句に、お孫さんが亡くなるという始末。

私は、その刀の鯉口を切り、本身を観ましたが、確かに血は吸っているものの、それ程の妖力は感じられませんでした。

実際は、問題なのは刀ではなく、無造作に並べられた仏像に有ったのです。
骨董商に仏像の出処を尋ねたが、市で競り落とした物で出処は不明との事。

私が観た処では、廃寺から出た仏像で、長い間供養されず怒っているのです。

本来は、仏像から撥遣作法をし、魂にお帰り頂くのですが、廃寺の場合は撥遣作法もなく放置されているケースが多く、仏像に魔が入り易いのも事実であります。

仏像は御姿の関係で、普通の方々は仏像に魔が入らないと思われていられるでしょうが、間違いです。
仏像は、導師が開眼供養し、然るべき神仏の魂を仏像に入魂する事で、始めて仏像の真価が現れるのです。

私は問題の仏像を寺に運ばせて供養し、その後、撥遣作法を行い、封印を掛け骨董商に返しました。

今、世間では骨董ブーム。
楽しまれるのは結構です。

しかし、リスクも潜む事も知っておいて頂きたい。
霊的真理を学ぶ方々には、理解して頂けるものと信じております。

南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
赤不動院 院主 永作優三輝



by kongousan-akafudo | 2015-10-28 06:00 | 赤不動明王院通信
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