私まだ小学二年生の大晦日、母に言われて大家さんの家に家賃を払いに行った。
子供の足で、片道30分くらいの所にある豪邸である。
立派な門を入ると、まず大きな犬に吠えられる。
すると家から家人が出て来る。
私の姿を見て、犬が吠えるのを制止してくれた。
私が家賃を払いに来たと告げると、大きな玄関に通された。
そして、母から託された家賃と家賃帳を渡した。
家人は家の中に。
私は待った。
しばらくして、家人が家賃帳を持って現れた。
そしてお菓子と家賃帳をくれた。
私はお菓子が嬉しくて、帰り道をお菓子を食べながら家路を急いだ。
外は夕暮れ時。
家賃帳を落とさないように握り締め、帰宅した時は真っ暗だった。
母は、夕飯の支度で忙しく働いていた。
私が幼い頃に住んでいたのは、古い長屋の一室であった。
冬は隙間風が入り寒かった。
夏は蚊に悩まされて、寝る時は蚊帳の中で汗をかいて寝る。
それでも、、父母の優しさでしあわせだった。
父母は夜遅くまで働き、私は布団の中から父母の働く姿を見ていた。
ある日、大家さんから家賃の督促があった。
子供の私には解らなかったが、大晦日に私が支払いに行った家賃の督促だった。
昔は、家賃を払うと家賃帳に印を押してくれたのである。
子供だった私は、お菓子に氣を取られ家賃帳を確認して居なかったのである。
父母は私を怒らず、私が寝たのを見計らって話し始めた《私は寝たフリをしていた》
子供だから馬鹿にして二重取りする人の浅ましさ、そして貧乏の悔しさを話していた。
私は布団の中で泣いた。
大きく成ったら、父ちゃん、母ちゃん親孝行するからね。と心に誓った。
あれから長い年月を経て、私も父母の歳を超えた今日この頃、
全ての支払いを済ませ、思い出すのは、あの幼い頃の悔しい思い出である。
人間は正しく生きていれば、必ずしあわせは訪れます。
今、苦しみの中に居るあなた、自暴自棄にならず、信じて生きてください。
当院では、大晦日から祈祷会に入ります。
私は全身全霊をかけて祈ります。
皆様の平和と幸いを。
南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-26914310"
hx-vals='{"url":"https:\/\/akafudoumyououin.exblog.jp\/26914310\/","__csrf_value":"497f59d46e7fc030c8ade2d2e3becda6587a283284536cf8fe88a404841fd33e2d541c51eb47e9490e96aa59bd0e57691537707a8ba01b55efd8b521e2cb8d80"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">