密教373 私が本物にこだわる訳

本物があるのに、何故入手する努力をしないのか?
私には、理解する氣はないのが正直な気持ちです。
傲慢と言われようと、私はこの姿勢を貫き通し、弟子に伝えていきます。

密教を志して早四十年を越し、言える事は、本物を探し見極めるには、生半可な事では見つける事も手に入れる事も至難の技です。

しかし、密教の開祖弘法大師空海は、私達に遺産として本物を残してくれているのです。
では、何故出回らないのか?
日本人の権威意識が、邪魔をするのである。
京都の東寺に行けば、お大師様の法具は展示されて居ます。

其れに従い、製作すれば良いのです。
《型を作り復元するには、多額の費用が必要です》

私は、僧侶の仕事の他に工事で働き、工事現場で働き、コツコツ貯めたお金で型を頼み、法具師に依頼し、完成させ入手して参りました。
文献は、御師匠様にお借りして進めた事も御座います。
《今は幸い、密教の次第書、伝書で、所蔵してい無い物から数えた方が早い位にまで増えました。全て本物です》

入手経路は明かしませんが、本物を求める心は本物を引き寄せるのです。
全ては、求め、努力する事が、最後には本物を引き寄せるのです。

とかく、これで使えるから良い。
どうせ、相手には分からない。
高いから、この辺で良い。

そんな、怠けた考え方がある限り、本物と出逢う事など終生訪れる事はありません。
本物に出逢いたいと思い続け、努力を重ね続ける時、必ず天は味方するのです。

私は、何事も同じであると考えます。
真剣に取り組み、謙虚に理性的に、真摯に目的に邁進する時、必ず道は開けます。

どんな事でも、諦めた時、道は遠ざかり、開かれる事はありません。
諦めず思い続け、努力を重ねる事が最高の早道である。

南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主 永作優三輝



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by kongousan-akafudo | 2016-11-14 06:00 | 赤不動明王院通信